再入国の決定における国際協定の誤った引用の結果(外国人の拘留)
Bělohlávek, Alexander J.

チェコ共和国最高行政裁判の判決2 As 52/2010(2010年8月19日)

判決理由:

行政処分において国際協定を誤って参照したことは、かかる決定が誤りであることを示している。これは、当該決定の違法性の原因とはなるが、無効とはならない。

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about the authors

法学博士(Dr.iur)および名誉教授(Dr. h.c.)。チェコ・プラハ市認可弁護士としてプラハで開業(米国ニュージャージー支部)、ビェロフラーヴェク法律事務所シニアパートナー。オストラヴァ大学経済学部法律学科教授、マサリク大学法学部ヨーロッパ法学科客員教授(チェコ共和国ブルノ市)。国際商業会議所(ICC)仲裁委員会チェコ国内委員会委員長。プラハ、ウィーン、キエフなどで仲裁人を務める。スイス仲裁人協会(ASA)、ドイツ仲裁人協会(DIS)、オーストリア仲裁人協会会員。世界法曹協会(WJA)初代副会長(米国ワシントンDC)。